技術系、電機・機械・化学メーカーで開発や設計、製造技術等に携わる技術者、エンジニア、サイエンティスト(以下、技術系・技術者)の転職で注意すべきポイントを整理しました。
技術系・技術者の職種
技術系・技術者の職種について簡単に列挙してみます。
以下のような職種が挙げられます。
技術系・技術者の転職理由
技術系・技術者の転職理由として、大きく分けると以下の2つに分けることができます。技術系・技術者に限ったことではないので、他の業種でも同じです。
1. 自己都合による転職(これに伴う退職)
・自己成長のため
キャリアアップやスキルアップ
・職場環境の変化
年収アップ、労働条件の改善、組織変更、経営判断
・家庭環境や健康、年齢等
婚姻、出産、介護、災害、家族の就学等
2. 会社都合による退職(これに伴う転職)
・解雇
事業縮小や撤退、経営不振による解雇等
・倒産、災害
黒字倒産や災害など不可抗力で突然職を失うこともあります
・任期満了(期限付きPJ)
任期付きの研究、国家PJなどがこれにあたります
・定年退職
自己都合、会社都合のどちらでも最終的には退職と転職(再就職)ということになり、会社都合であっても、これはきっかけの一つにすぎず、結局のところ、志望動機や理由については同じところに帰着します。
特に、現在就業中の方はなぜ仕事を変えなければならないのか(なぜ、今の会社ではダメなのか)に対する答えが必要です。
そして、なぜ応募しているのかという理由を熱意と論理性をもって説明できる必要があります。
転職理由の注意点
転職理由の注意点として、以下の3点に注意が必要です。
この3点について詳しく見ていきましょう。
虚偽の理由は作らない
履歴書や面接での評価を良くしようと虚偽の理由は作らないでください。
事実をオーバーにすることも同様に避けてください。付随する事実やエピソードを伴わないものは面接官には不信感を与えますし、入社後の自身の立場を危うくすることや、場合によっては深刻なトラブルを招きかねません。
ネガティブな転職理由は前面に出さない
出来ることなら、ネガティブな転職理由は避けるべきです。例えば、『仕事に飽きてしまった』『待遇が悪かった』『社風が合わなかった』『上司のパワハラが酷かった』『コンプライアンス違反が酷かった』などです。
応募先の企業で起こりえないような事象(前職に非がある)であっても、『不平や不満を口にした』という事実は印象としてマイナスになります。前向きな話題で面接を終えたほうが、間違いなく印象が良いです。
一貫性のあるキャリアプラン
一貫性のあるキャリアプランを持って転職に臨んでいる姿勢は、『応募者の定着性』についての安心材料にもなりますし、面接時の転職理由として、過去の転職も含めた『ストーリー』や『一貫性』がより面接官に納得感を与えます。
例えば、今までのキャリアの『積み上げ』『幅の拡張』などや、得意分野や『強みを生かした』プランなど、キャリアプランに一貫性があるものがベストです。
もし、キャリアプランがあいまいな状態でしたら一度、自身のキャリアプランやスキルアップの方向性について整理してみてはいかがでしょうか。
転職エージェントの活用
履歴書や面接用に転職理由を準備しても、初めての転職や転職回数の少ない方(面接回数の少ない方)は『一度添削してほしい』『第三者に確認してほしい』『面接対策がしたい』このように思うのは当然です。
今や転職エージェント経由での転職(応募)が一般的になっていますが、やはり『親身になって対策をしてもらえる』『技術者・エンジニアの転職に強い』転職エージェントを選びたいものです。
応募前の情報収集段階から転職を手伝ってもらえますので、早い段階からの登録と利用が転職成功の決め手です。
登録・サービス提供にかかる費用の負担は利用者は無料です。
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