本日、日経XTECHに掲載の記事、「業界を超えて流動する技術者、異業界転職が最も多いのはあの分野」が元になっている記事です。この記事を受けて転職技術部お薦め記事を紹介しています。
この記事で、紹介されている中で気になったのは以下の3点…
1. 建築・建設は業界内での転職が7割
日経XTECH 「業界を超えて流動する技術者、異業界転職が最も多いのはあの分野」
2. 機械・電気系エンジニアは自動車業界
3. IT系エンジニアは機械・電気系へ
建築・建設業界に関しては、7割の人は同業界出身者だそうで、最先端技術(ドローン、センサー開発、画像認識、音響処理やAI,VRやARの技術)も積極的に採用されているようですが、そういった専門技術者の流入はごくわずかだと転職技術部は考察します。これは、建設・建築業界の産業構造や体質に起因しているのでしょう。この業界への異業種からの転職は難しいようです。
機械・電気系業界出身者は約半数は同業界だが、異業界へは自動車・モビリティー系(ベンチャーやスタートアップ)に転職するケースも多く、この動きは今後もさらに活発化するのではと説明しています。私自身、電気(パワエレ)系エンジニアから、モビリティスタートアップに転職し、その後自動車業界で働いております。EVシフトのごく初期に転職したのですが、今なおその流れは継続中でしょう。関連記事を以下に紹介します。
IT人材の転職先として、機械・電気系業界への転職が増加傾向だと説明していますが、これは、CASEエンジニアとしてIT人材が転職しているのでしょう。ほとんどがTier1を中心とするサプライヤのはずですが、完成車メーカ(自動車会社)もIT人材を募集しています。直接的にIT人材を狙った募集も多く、転職技術部では関連記事を掲載しています。
改めて自動車産業を中心とした産業構造の変革が起きていることが感じられます。
今後の動向に注目したいところです。
コメント