ITエンジニアの自動車業界への転職をお薦めする4つの理由

転職技術部の自動車業界7年のエンジニアが解説します。
ITエンジニアの自動車業界への転職をお薦めする理由は以下の4つです。

転職をお薦めする理由

その1. ITエンジニアの不足
その2. 圧倒的な売り手状態
その3. 応募条件、応募対象者の広さ
その4. キャリアパスとしての自動車業界の広さ

 それぞれの理由を詳細に解説していきます。

ITエンジニアの不足

IT業界は慢性的に人材不足のようですが、どの業界も人材不足の中特にADAS・自動運転、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)、CASEと次世代の開発を行うエンジニアを積極的に募集しています。

トヨタ自動車(TRI-AD)が自動運転の開発拠点を東京都中央区日本橋に新設、ホンダも東京赤坂にラボを開設したりと首都圏のITエンジニアのや異業種からのエンジニア取り込みに必死です。特にこの分野ではAIやIoTの技術が不可欠で、異業界の方がこの業界に転職して活躍できるチャンスだからです。

圧倒的な売り手状態

自動車メーカは電動化(HV,EV,PHEV)に加えてITエンジニアが必要な状況でとにかく人材不足。交通費支給の土日のセミナーに加えて面接を行う企業を見かけるほどです。
本業が忙しい中、なかなか転職活動に時間を割けないエンジニアの方々にとって絶好の機会であることは間違いないです。

応募条件、応募対象者の広さ

これには2つの要因があると考えられます。ひとつは、売り手状態であるが故の応募条件の緩和です。これは想像に難くないと思います。もう一つは関連する技術の広さです。
実は、センシング、自然言語処理、音声認識、画像認識、制御、AI、アルゴリズム、ビッグデータ解析、サイバーセキュリティ等の様々な技術が必要になります。そのため、この中の何か一つ(基礎レベル)と何かしらの開発経験があれば十分という求人が大多数です。web系エンジニアから組み込み系エンジニアまで幅広く募集があります。 平たく言えば、”だれでも応募できそうな” 気さえしてしまいます。
この領域は業界経験豊富な専門家が少ないのが現状で、基礎レベルでいいのは本当の話で、勉強しながら皆さん業務をされています。このあたりの領域の開発に今後チャレンジしていきたい方々にとって絶好の条件です。

キャリアパスとしての自動車業界の広さ

今までの自動車業界と言えば、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、スバル、三菱自動車のような完成車メーカとそのサプライヤー、デンソー、アイシン精機グループ、ジェイテクト、日立AMS等々が主でした。現在中途で募集のある企業の大半は上記のような企業です。 最近では、IT企業(マイクロソフト、IBM、Google、SAP、NTT、KDDI、Softbank)に加え、半導体メーカ(NVIDIA、Intel、Qualcom、ルネサス、インフィニオンテクノロジーズ、STマイクロ、サイプレス)も業界に深く関わってきています。
今後、皆さんのキャリアパスとしてこのような関連企業も当然狙えるということです。

このブログの筆者も半導体関連企業の電子回路エンジニアでしたが、自動車の電動化ブームに乗っかり、2012年に電気自動車関連のエンジニアとなり以来7年経ちました。当時は電機系エンジニアが不足しており、家電メーカから沢山のエンジニアが自動車業界に転職していたのを思い出します。ソニーとかシャープとかの出身者が転職同期です。
転職前に当時30万だった月収も今年度最大値は90万(最大瞬間風速ですが)です。まだ役職が無いのですが、十分な給料を頂けています。給与水準が高いのも自動車業界の特徴ですね。あらためて振り返っても、本当に転職してよかったと思います。

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