IoT街路灯の実証実験始まる

IoT街路灯の実証実験開始が今週ミネベアミツミ、岩崎電気から発表されました。(2020/2/18)
家庭用のWi-Fiカメラ,LEDや電球の様相をした照明機器も安価で種類も豊富になっていますし、新しい技術の登場でよりIoT,スマートシティの未来が身近に近づいてきている感もあります。

ミネベアミツミ、岩崎電気杉並区でIoT街路灯共同実証実験を開始 - ミネベアミツミ
ミネベアミツミ株式会、岩崎電気株式会社は、このほど、杉並区に実証のフィールドを提供頂き、スマートシティプロジェクトの先駆けとなる「IoT街路灯実証実験」を開始しました。

さて、今回紹介のIoT街路灯、どのようなものでしょうか。

スマート街路灯(IoT街路灯)とは?

スマート街路灯とはLED照明(街路灯)に、センサ、カメラ、スピーカー、サイネージ、WiFiのアクセスポイント等々の通信サービスうち、何らかのサービス・機能が付加された多機能街灯で、IoT街路灯もその一種と言えるでしょう。

IoT街路灯の詳細をプレスリリースから確認してみました。

ミネベアミツミ・岩崎電気が共同開発を進めてきたスマートLED道路・街路灯は、無線通信により光量を自在にコントロールすることができ、点灯状況・消費電力量のモニタリングが可能となり、運用管理の効率化と電力費削減を同時に図ることができます。さらに、環境センサーを組み合わせることで、温度、湿度、気圧、風速などの様々なデータを取得し、区民への情報サービスの提供が可能になります。

ミネベアミツミ株式会社 プレスリリース
ミネベアミツミ、岩崎電気 杉並区でIoT街路灯共同実証実験を開始
~独自の無線コネクティビティをもつLED街路灯~

ミネベアミツミ、岩崎電気株式会社は既存技術の実証実験(基本的には10年前からある技術Zigbeeと物理的には同じ)を行っているに過ぎず、今後のスマート街路灯の本命は5Gアンテナや監視カメラや公共サービス等の付加価値の高いものかもしれません。

NECも2020/2/21にスマート街路灯の実証実験を行うと発表しています。

六本木商店街振興組合(所在地:東京都港区、理事長:臼井 浩之)および日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆、以下 NEC)は、六本木の安全・安心で賑わいあるまちづくりに向けて、AI等を搭載した「スマート街路灯」を2020年3月から2020年6月にかけて六本木のまちに20本設置します。

NEC プレスリリース
六本木に、石井幹子氏・石井リーサ明理氏デザインによるAIを搭載した「スマート街路灯」を設置
~安全・安心で賑わいあるまちづくりを目指す~

スマート街路灯、その他のベンダー

他にもdocomo、 小糸製作所DENSO住商・ジェイコム東京スタンレー 等も様々なコンセプトやデモを発表しています。
今後の各社からの発表に注目ですね。

タイトルとURLをコピーしました