【2020年】個人主義の時代に「組み込み系」に転職するのがオススメな理由

「電気・電子系エンジニアだが、いづれは在宅ワークがしたい。会社を興して独立したいけれど必要なスキルを身につけるには? 」

このようにお考えの方の疑問に答えます。

本記事の内容
  1. 独立を見据えた電気・電子系エンジニアとしての転職
  2. 組み込み系に転職したい方への具体的なキャリアプラン
  3. あなたがとるべき行動+それにかかる期間

この記事を書いている私は、電気・電子業界歴は12年ほど。以前は大学発ベンチャーで働いていたこともあり、その時の何人かの同僚がエンジニアリング会社を経営しています。友人にもフリーランスとして独立して成功している人がいます。

そして、彼らはみな「組み込み系」のエンジニアだということ。個人主義の時代に、起業や独立、フリーランスとしての働き方を考えると「組み込み系」への転職がオススメな理由とキャリアについて明らかにしていきます。

組み込み系への転職がオススメな理由

人材(なり手)不足

急激なIoTの普及を受け、組み込みエンジニアに注目が集まっています。
経済産業省資料

しかし、製造業に関する業務知識やハードウェアの知識といった他のエンジニアでは得ることのできない知識やスキルが参入障壁になっている。特にRTOSや電子回路の知識などです。もともと製造業や電子回路の知識のある皆さんは貴重な存在です。

使用言語のトレンド

組み込みの分野では、よりハードウェアに近い言語『C,C++』『アセンブラ』や、プログラミング言語の代表各『Java』などが使用されますが、近年注目を集めている『Go,Scala,Python,R,Ruby …等々』と比較すると、今を輝きたいバリバリのエンジニアが使うトレンドの言語ではないですね。50-60代のエンジニアの独壇場かと思います。今後、大量定年退職で一線で活躍できるエンジニアは減っていくでしょう。だからこそ、20-30代のエンジニアには(ITエンジニアも含め)組み込み系はトレンドに左右されないながらも重要は残ります。

組み込み系に転職したい方への具体的なキャリアプラン

組み込み系でお仕事をされていない方は、エンジニアリング会社などで組み込み系の仕事を経験されるのがいいと思います。元々電気・電子系のエンジニアの方であれば、ターゲットボード(テストのためのボード・開発環境)が安価に売られているのですが、スキル習得の問題より、組み込み系独特の仕事の進め方があります。ソフトウェア開発寄りの仕事の進め方です。
開発環境の構築から納品までの一連のやり方を身につける必要がありますし、特定のプロダクトに特化しないほうが後々の仕事の幅につながりますから、エンジニアリング会社に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、転職技術部ではエンジニアリング会社から始められることをおススメします。
エンジニアリング会社のプロジェクトの中には単機能の下請け的な開発ではなく、ボードの設計から、ソフトウェアの要件定義、仕様作成、コーディング、テストとすべての工程を経験できるものが多くあり、独立の準備に直結していくことになります。

未経験のあなたがとるべき行動+それにかかる期間

未経験の方がとるべき行動の手順と期間をまとめました。

とるべき行動

手順① まずは業界を理解する(期間:1週間~)
手順② 転職エージェントに登録(期間:2週間~)
手順③ 転職エージェントに相談、転職する(期間:~3か月)

手順① まずは組み込み業界を理解する(期間:1週間~)

この記事で多少イメージが付いている方もいらっしゃると思いますが、ターゲットボードの購入や、どのような分野で今後多く使われていくのかなど調べてもいいと思います。

組み込み系の本もたくさん出ていますし、独学しやすい環境があります。

手順② 転職エージェントに登録(期間:2週間)

転職エージェントに登録するです。手順の②としていますが、先ずは登録してください。
登録時に不足している情報は後から肉付けできますし、登録することで、履歴書・職務経歴書の作成や今後の進め方がわかります。

登録後、業界理解と合わせて自身の履歴・経歴を再確認し目指すべきキャリア・夢を思い描いてください。履歴書・職務経歴書のの完成まで2週間くらいかかると思います。

手順③ 転職エージェントに相談、転職する(期間: ~3か月)

エージェントとの面談等が組めるのが登録後2週後くらいだと思います。ご自身のスケジュールもあると思います。その後、応募・書類選考・面接とコマを進めることになりますが、募集は逃げていきません。焦らずに無理のない計画で一社に集中できるようにしてください。

スケジュール帳でもいいですし、スマホアプリでもいいです。面接が毎週入るとつらいです。私は週3とかで入れたことがありますが、鬼スケジュールでした。これは極端な例として、隔週で面接が入るくらいがちょうどいいと思います。同時進行でも2,3社位になるよう管理してみてください。3カ月くらい見ておけば、一社内定が出ると思います。

転職エージェント

この業界への転職ならばパソナキャリアがお薦めです。リンクから簡単に登録ができますし、親切で丁寧なサポートを受けられるので安心です。


最先端の技術に触れたい、イノベーション領域で活躍したいエンジニアの方は、ぜひ『Kaguya』に登録することをおススメします。

退職代行サービス

良い転職先がめでたく決まった後の退職のプロセスを考えると

「気が重い.....。」 「どうして良いかわからない。」
そんな方もいらっしゃるでしょう。

最近では、退職代行サービスが格安で受けられます。TVで取り上げられるなど、メジャーになってきていますね。
現在の複雑な労働環境や労働契約によって退職が面倒になることもしばしばです。
転職技術部がお薦めする転職代行サービスは転職代行サービスのNEXTです。





転職活動を始めた方、これから始められる方、退職にお困りの方はリンクからお問い合わせいただき、退職について相談されることをお勧めします。

最後に

最後に一つだけ。上流から仕事が経験できるエンジニアリング会社を選定してください。

そういった情報は転職サイトからは得られにくいかもしれないので、そのようなときはエージェントに相談されるといいと思います。

皆さんが、希望の職種でご活躍されることを祈って。

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