今、『エンジニアはモータ開発関連職に転職すべき』です。
その理由を解説します。
モータアプリケーションの拡大
モータ業界の巨人、日本電産ですが、2016から2020年でモータの出荷台数が4倍になっています。2030年には2兆円を目指していると発表されていますが、かなり保守的な数字だと考えます。(IRですから、下方修正はしたくない事情です。)
それでも、2018年の白物家電の出荷額が約2.5兆円ですから、この数字が如何に大きい数字かお分かりになるでしょう。
パワエレエンジニアの不足
モータ関連に限らず、パワエレエンジニアが不足しています。モータエンジニアの争奪戦がすでに始まっています。パワエレエンジニアの人材不足については、EVシフトがその原因の一つです。私自身も2012年にEVシフトの波に乗り、転職を成功させました。しかし時が経ち2020年、私はその次の次を見据えるべきだと思います。
EVシフトのその次のその次を見据える
「ディーゼルゲート事件」を記憶している方もいらっしゃるでしょう。2015年にVWがディーゼルエンジンの排ガス規制を不正に逃れたという事件です。色々思うところはありますが、これを機にEVシフトが加速したことは皆さんもご存じでしょう。
EV関連で言えば、たとえばデンソーが次世代車向けや電動航空向けのモータ技術者を募集しています。EVだけではないのがこの頃の業界事情です。
それに加え、機電一体モジュール「イーアクスル」や「インホイールモータ」の開発がパワトレーン開発の新会社ブルーイーネクサスで発表されましたが、国内、欧州各社が製品開発を活発化しています。これは自動車産業だけではないはずです。
すでにサプライヤーはEVシフトの次の開発に着手しているんです。
電動化の染み出す先はどこでしょうか。産業機器、航空機、農機、建機、家電ですよね。
機構部品を多く使っている似たような産業に染み出していくと考えていいと思います。
事実、EV化は農機、建機、航空機でも始まっています。
転職について
これからの産業の将来性を見据えて転職を戦略的に行っていきましょう。
この記事がみなさんの市場価値を高めるための自己投資となる転職につながると信じております。転職される際は、転職エージェントへの登録をお勧めしています。
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