「大学発ベンチャーに興味があって転職してみたいけれど、大学発ベンチャーってどんな感じか。」
このような疑問にお応えできれば幸いです。
転職の方法、仕事探しに待遇等々…
大学発ベンチャーの技術部で部長として人材の採用等も行っていました転職技術部のエンジニアが解説します。
大学発ベンチャーとは
「大学発ベンチャーは、大学に潜在する研究成果を掘り起こし、新規性の高い製品により、新市場の創出を目指す「イノベーションの担い手」として …..。」
出展:経済産業省HP
しかし、私の知る限り大学発ベンチャーとして標榜している会社にはこのような会社の成り立ちがあります。
①会社設立時には大学とは無関係だった会社
②大学卒業生が在学中あるいは卒業後に設立をした会社
③本来の意味での大学発ベンチャー
③本来の意味での大学発ベンチャーは大学の産学連携部隊が設立時から関与しています。大学で新たに生み出されたビジネスのアイディアや新技術をもとにしたベンチャーです。
では、①②のような設立時には大学が関与していなかった会社が大学発ベンチャーとして成り立ってしまうのでしょうか。
その答えは…
大学VCの存在と資金力
日本のいくつかの大学には大学の「知」を「社会還元」することを目的にしたVC(ベンチャーキャピタル)、 いわば、ベンチャー企業専門の投資会社が存在します。大学も出資していますが、機関投資家等からも募っています。そのVCは本々は大学とは無関係だったベンチャー企業にも投資を行っています。VCから投資を受けてしまえば、大学発ベンチャーの出来上がりです。
大学発のベンチャーはNEDOに代表されるような補助金を付けていることも多く、半年程度の研究費用が確保されています。VCが関わっている会社は数億円を調達していることも多く、10人~規模のスタッフを採用できる資金があります。転職先として候補にしたいのは、こういったVCから資金調達のある企業ですね。
大学発ベンチャーでの働き方
勤務環境についてですが、大学の学内にインキュベーションオフィスやアントレプレナープラザなどが用意されています。多くの会社がここに入居しています。大学発ベンチャーで働く場合、オフィスが大学の敷地内になることになります。
静かで緑も多く最高の職場環境です。私自身も、学食でご飯食べたり楽しかったです。
皆さんがあまりベンチャー志向ではないのでしょうか。それなりの高待遇にもかかわらずなかなか人が集まりません。かなりの狙い目です。
「ベンチャー」というだけあって、世の中にないビジネスモデルや技術に挑戦しています。
苦労もありますが、楽しいです。やりがいがあります。エンジニアとして最高の時間が過ごせます。時に絶望することもありますが、大きな夢を見ることもできます。IPOして,,とか。エンジニアは目の前の技術的課題解決に一生懸命でそれどころではないのですが。
大学発ベンチャーへの転職方法
ベンチャー企業への転職時は転職エージェント(テンプスタッフキャリア)経由で応募して転職しました。今はdoda(パーソルキャリア)になっていますね。エージェントの方と電話面接一回くらいで会社の採用面接に直行でサービスを受けた実感はありませんでしたが、dodaは企業登録数も多いので、ベンチャー企業に転職したい方は登録して会社検索をしてみてください。
転職エージェント
この業界への転職ならばパソナキャリアがお薦めです。リンクから簡単に登録ができますし、親切で丁寧なサポートを受けられるので安心です。
最先端の技術に触れたい、イノベーション領域で活躍したいエンジニアの方は、ぜひ『Kaguya』に登録することをおススメします。
皆さんが大学発ベンチャーで実り多い人生を過ごせることを祈って。
退職代行サービス
良い転職先がめでたく決まった後の退職のプロセスを考えると
「気が重い.....。」 「どうして良いかわからない。」
そんな方もいらっしゃるでしょう。
最近では、退職代行サービスが格安で受けられます。TVで取り上げられるなど、メジャーになってきていますね。
現在の複雑な労働環境や労働契約によって退職が面倒になることもしばしばです。
転職技術部がお薦めする転職代行サービスは転職代行サービスのNEXTです。
転職活動を始めた方、これから始められる方、退職にお困りの方はリンクからお問い合わせいただき、退職について相談されることをお勧めします。