【EV業界】テスラが中国CATLとバッテリー供給契約を締結

テスラがCATLとバッテリー供給契約を締結

テスラ、CATLとバッテリー供給契約というニュースが入ってきました。(2020/2/3)
この件に関しては、REUTERSが伝えています。
当然気になるのがPanasonicのテスラへのバッテリー供給。
テスラがまだ工場の稼働に手を焼いていた5年前に2000億円を投じて、アメリカネバタ州にギガファクトリーを建設したのは皆さんの記憶にあるかと思います。

当面は、中国での生産にはPanasonicとLG Chemからの電池供給を受けるそうです。しかし。本命は、CATLになるかもしれません。そして、グローバルにバッテリー供給を受けないとも限りません。ロイターによると、CATLの証券当局への提出資料によると、テスラは2020年7月から22年6月まで必要に応じてCATLから電池を購入するようです。

reuters.com

Panasonicのテスラ向け電池事業は黒字化

時同じくして、2020年2月3日、都内で開かれた2019年度(2020年3月期)第3四半期(10-12月)決算発表会会見によると、今まで同社電池事業の収益を圧迫していたテスラ向け車載円筒型電池事業が四半期ベースで初めて黒字化したことが明らかになりました。

このことに関しては、BloombergでもTesla最高益とPanasonicへの利益貢献が報じられています。

Tesla Gains Most Since 2013 on Panasonic Profit, Bullish Target

bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-02-03/tesla-share-surge-continues-with-more-good-news-pouring-in

Panasonicのテスラバッテリー事業はこれからも目が離せない状況が続きますが、今後も世界のEVシフトによる電池需要の増加があるのでしょうか。
まだまだ需要は伸びていくようです。矢野経済研究所の資料によると、今後10年はxEV用のバッテリー需要が拡大すると予想されています。

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バッテリー市場の動向に関してはこれからも目が離せません。

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